アメリカでウクライナ支援の予算をめぐる議会の審議が停滞する中、政府の行政管理予算局は「このままでは年末までにウクライナ支援の資金が枯渇する」と議会に警告しました。
アメリカ政府の予算管理などを行う行政管理予算局のヤング局長は4日、議会下院のジョンソン議長らに宛てた書簡で、ウクライナ支援の緊急予算をただちに審議するよう求めました。
「議会が行動を起こさなければ、年末までに武器や装備品を調達する資金が枯渇するだろう」と警告しています。
また、現時点でも「すでにアメリカからの支援のパッケージは小さくなり、援助は限定されている」と指摘し、アメリカからの支援が途絶えれば「ロシアの軍事的勝利の可能性が高まる」と強い危機感を示しました。
アメリカ サリバン大統領補佐官
「この瞬間に使える魔法の壺のような財源はありません。資金は底を尽きつつあり、時間切れも迫っています」
バイデン大統領は10月にウクライナ支援を含む総額およそ16兆円の緊急予算の承認を議会に求めましたが、野党・共和党内には追加のウクライナ支援への慎重論があり、予算成立の見通しが立たない状況が続いています。
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