東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、自民党の柿沢未途衆議院議員の自宅に東京地検特捜部が家宅捜索に入りました。
特捜部による家宅捜索が行われているのは、柿沢未途衆議院議員(52)の自宅です。
関係者によりますと、柿沢議員は4月の江東区長選挙の前に区議らに現金を配布して買収した疑いが持たれていて、これまでに特捜部は江東区にある柿沢議員の事務所のほか、秘書や区議らの自宅を捜索しています。
柿沢議員側は、木村弥生前区長陣営の運動員10人以上に対しても、違法な報酬を支払った疑いがあり、その支払先と金額のリストを作成していたとみられます。
リストには区長選挙の告示前である1月からの報酬分も含まれていたということです。
柿沢議員は区長選挙の期間中に、木村前区長側に不正とされる有料の動画広告を掲載するよう提案したとして、法務副大臣を辞任しています。
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