名古屋市中区のマンションで、男性の遺体が見つかった事件で、司法解剖の結果、遺体は、死後1カ月半から2カ月程度経過していることが分かりました。
警察によりますと、21日午後3時半ごろ中区新栄のマンションの一室で、クローゼットの中から住人の阿部光一さん(42)の遺体が見つかりました。
捜査関係者によりますと、阿部さんの遺体は、布でくるまれていて、その上に複数の服が被さっていたということです。
遺体発見当時、玄関は施錠されていて、遺体の見つかったクローゼットがある部屋のドアには、外側から粘着テープで目張りされていたということです。
司法解剖の結果、遺体は死後1カ月半から2カ月程度経過していて、明らかな外傷はなく死因はわかっていないということです。
阿部さんは、ブランド品などの買い取りをする店で、店長をしていたとみられています。
「店は多分名古屋で一番古いので、15年くらい経っていると思います。誰ともあまりコミュニケーションをとらない方かと思います」(阿部さんを知る同業者)
警察は、阿部さんが何らかのトラブルに巻き込まれ、殺害された可能性もあるとみて調べています。