日中首脳会談に先立ち行われたのが、米中の会談。
アメリカ バイデン大統領
「誤解や行き違いのないように、首脳同士、あなたと私の間で明確に理解し合うことが何よりも重要です」
中国 習近平国家主席
「私は中米関係の将来は明るいと信じています」
いずれも関係改善に意欲を示し、両首脳が一緒に散歩する様子を公開するなど緊張緩和に向けたアピールが目立ちましたが、会談後にはこんな質問が。
記者
「今後も習主席を『独裁者』と呼びますか?」
アメリカ バイデン大統領
「共産主義国という、我々とはまったく異なる政治形態の国を運営するという意味で、彼は独裁者だ」
以前、習近平氏のことを「独裁者」と表現したことのあるバイデン大統領ですが、今回も即答。会談直後のこの発言を最前列で聞いていたブリンケン国務長官は、少し手を動かすなど落ち着かない様子にも見えましたが、翌日これについて問われると。
アメリカ ブリンケン国務長官
「我々は中国にとって耳障りなことを言い続け、やり続けるでしょう」
「大統領は我々全員の代弁者だ」としたうえで、“中国側に意見すべきは意見する”との政権の姿勢を強調しました。
一方、習近平氏が再び「独裁者」と呼ばれたことに中国政府は。
中国外務省 毛寧報道官
「このような言い方は間違いで、無責任な政治的操作だ。中国は断固反対する」
軍同士の対話再開などでは合意した両国ですが、本質的な対立も明確になっています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
▼チャンネル登録をお願いします!
/ @tbsnewsdig
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-ins...
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou....
#ニュース #news #TBS #newsdig