東京・杉並区で母親と娘がバックしてきた乗用車にはねられ死亡した事故で、車は時速25キロ以上を出していたとみられ、道路にはブレーキの痕がなかったことがわかりました。
自動車整備士の漆原宏太容疑者（50）は、勤務先の整備工場から乗用車を運転してバックで車道に出る際、杉本千尋さん（43）と娘の凪ちゃん（6）をはね、死亡させた疑いがもたれています。
捜査関係者への取材で、車は少なくとも時速25キロ以上を出していたとみられ、道路にはブレーキの痕がなかったことがわかりました。
当時、現場には安全を確認する誘導員がおらず、警視庁は漆原容疑者が運転操作を誤ったとみて調べています。
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