名古屋市中村区の名古屋駅近くのカラオケ店で、女性が包丁で刺され、死亡した事件で、逮捕された男が、包丁を事前に準備し、カラオケ店に持ち込んでいたことが新たにわかりました。
曽我春暉容疑者は２６日、中村区名駅4丁目のカラオケ店で、20歳の女性を包丁で複数回刺し、殺害した疑いで、２８日送検されました。
曽我容疑者は、「人を殺してしまった」と自ら通報していましたが、現在は黙秘しているということです。
女性の死因は、心臓を刺されたことによる失血死で、曽我容疑者が強い殺意を持って刺したとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、曽我容疑者が、包丁を事前に準備し、カラオケ店に持ち込んでいたことが新たにわかりました。
警察は、計画的な犯行とみて調べています。
また、事件直後、曽我容疑者が住むマンションの一室の浴槽で同居人とみられる長野汐里さんが遺体で見つかっていて、死因は溺死とみられ、何者かに殺害されたと断定されています。
曽我容疑者は、長野さんの殺害についてもほのめかしていたということで、警察は、長野さんの死亡にも関与しているとみて捜査しています。
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