「ひでえよ、いままでないわ」北海道 日本海側中心に大荒れ 札幌など49地点で最低気温更新 猛吹雪警戒

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北海道では日本海側を中心に荒れた天気となり、留萌市では24時間降雪量が観測史上最大となるなど市民生活に大きな影響が出ています。

前田愛奈記者)
「北竜町の国道233号に来ています。ホワイトアウトで前が見えません。車も突然やって来たように思えます」。

18日午前9時ごろ、北海道・北竜町の様子です。吹雪の影響で周りの景色が全く見えません。

前田愛奈記者)
「留萌市内では昨日から吹雪いていて、あちらの家ではもうびっしりと壁に雪が張り付いています」。

午前9時半ごろの留萌市内。17日夜から降った大雪の影響で、市民は朝から雪かきに追われていました。

留萌市民)
「ひでえよ、いままでないわ。いまおきてびっくりした、一人暮らしだから誰も教えてくないし」。

北海道・留萌市では17日夜から18日にかけて雪雲が流れ込み続けています。留萌市幌糠では午前11時までの24時間で観測史上最大となる77cmの雪が降り、積雪は最大で141cmにのぼりました。

この大雪の影響で、留萌市では市内の小中学校7校全てが休校になったほか、路線バスを運行する「沿岸バス」は留萌市内を発着する全ての便を終日運休としました。

留萌市民)
「バスとかハイヤーも止まっちゃって。麻痺しているもん、完全に交通網が」。

市民生活もままならないほどの暴風雪。ゴミ捨て場に使われている小屋も吹雪の影響で横倒しになっていました。

前田愛奈記者)
「あちらの車、昨日から止めていたということなんですが、上にはこんもりと積もっています、周りもびっしりで車を動かせる状況ではありません」。

留萌市民)
「ずっと細かい雪が降ってるから排雪が追いついてない吹き溜まりもひどいです」。

撮影者)
「もうすぐ2時間渋滞している状況、立ち往生しています」。

こちらは北海道・美唄市茶志内の国道12号、車が動く様子は全くありません。午前3時ごろから午前6時すぎまで最大4kmの渋滞が発生、原因は前方を走っていた軽乗用車のスタックです。美唄市では午前4時までの12時間で30cmの雪が降りました。

黒澤圭介記者)
「札幌市街地は雪の量自体は少ないですが、寒さで道路一面が凍っています」。

ひと冬でも数回レベルの寒気が入り込んでいる道内。49地点で今シーズンの最低気温を更新し、札幌でも午前7時半ごろに今シーズン最も低いマイナス6.9℃を記録しました。

女性)
「めっちゃ寒いなって思って、ダウンを着てくればよかったって思いました」。

子ども)
「ツルツル~」。

黒澤圭介記者)
「12月でこの寒さだと1月・2月不安になったりしますか?」

男性)
「ちょっと絶望ですね。絶望してしまいますね」。

道内では、日本海側で18日夕方にかけて雪を伴った非常に強い風が吹く見込みで、引き続き猛吹雪に警戒が必要です。

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