自民党安倍派の政治とカネの問題を受けて、新たに閣僚となった林官房長官など4人は、就任後初めて閣議に出席し、岸田内閣の新体制が始動しました。15日の閣議に新たに参加したのは、安倍派の閣僚4人の後任の、林官房長官、斎藤経済産業大臣、松本総務大臣、坂本農林水産大臣です。
林官房長官「『至誠通天』という言葉がある。『誠意を持って努力すれば必ず天に通じる』と。そういう言葉を胸に刻みながら頑張ってまいりたい」
林官房長官は職員への挨拶式で地元・山口県ゆかりの吉田松陰が好んだ言葉を引用し、国民の信頼回復に向け意欲を示しました。一方、経済産業省では、斎藤新大臣と西村前大臣の引き継ぎが行われ、2人は硬い表情で引き継ぎ書に署名しました。
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