イギリス王室のサセックス公爵ハリー王子が留守番電話を盗聴されていたなどとしてタブロイド紙「デイリー・ミラー」の発行会社を訴えていた民事裁判で、高等法院は15日、同紙記者が電話盗聴などの違法な手段で記事を書き、王子のプライバシーを侵害したと15件の訴えを認め、発行会社「ミラー・グループ・ニュースペーパーズ(MGN)」に14万600ポンド(約2540万円)の損害賠償支払いを命じた。
高等法院のティモシー・ファンコート裁判長は、王子側が留守番電話メッセージの盗聴などの証拠として提示した記事33本のうち15本について、その主張を認め、「デイリー・ミラー」などで電話盗聴による情報収集行為が「幅広く、かつ常習的に」行われていたと認定した。
ハリー王子は判決を受けて、「真実と説明責任にとって素晴らしい日」だとコメントした。王子は、自分の「使命は続く」とも述べた。
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