「頂き女子りりちゃん」のマニュアルを使い、男性2人から現金1000万円以上をだまし取った罪に問われた大学生の女の裁判で、名古屋地裁は女に執行猶予付きの判決を言い渡しました。
女に金をだまし取られたと訴える男性は、判決をどう聞いたのでしょうか?判決などによりますと、名古屋市中区の大学生・家田美空被告(21)は、ことし3月から5月にかけ、「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告らが作ったマニュアルをもとに、マッチングアプリで知り合った男性2人から現金合わせて1065万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。これまでの裁判で家田被告は起訴内容を認め、「これが犯罪だと思わなかった」などと話していました。15日開かれた判決公判で、名古屋地裁の戸崎涼子裁判官は「犯行は計画的かつ巧妙」とした一方、「法律上付し得る最も長い執行猶予で社会内での更生の機会を設ける余地がある」などとして、家田被告に懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
弁護士によると、判決を聞きながら涙を流していたという家田被告。裁判官に深く一礼し、法廷を後にしました。15日の裁判は、家田被告に65万円をだまし取られたと話す別の男性(愛知県内に住む40代男性)も傍聴していました。
判決を聞いた40代男性は「本当は優しい女の子だと思う。やっぱり好きだなという気持ちはある。反省して日々過ごしていって欲しいし、まっとうな人になって欲しい。一回会いたいし、ちゃんと話がしたい」と述べました。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cb...