イスラエル軍は、ガザ地区での戦闘中、イスラム組織ハマスに拘束されていたイスラエル人の人質3人に対し誤って発砲し、3人は死亡したと発表しました。
イスラエル軍は15日、ガザ地区北部シャジャイヤでの戦闘中に「3人のイスラエル人の人質を誤って脅威と認識し、発砲した」と明らかにし、3人は死亡したということです。
3人はいずれも男性で、遺体はイスラエルに移送され身元が確認されました。
イスラエルのネタニヤフ首相は「耐え難い悲劇」だと述べたうえで遺族に対し、哀悼の意を示しました。
また、イスラエル軍も「深い反省の意」を表明しました。
また、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは15日、イスラエル軍によるガザ地区南部ハンユニスへの攻撃で、アルジャジーラのカメラマンが死亡したと伝えました。
一方、イスラエル政府はイスラエルとガザ地区の境界にあるケレム・シャローム検問所からの人道支援物資の搬入を一時的に許可すると発表しました。
先月、イスラエルとハマスが合意した人質解放の条件に、一日あたりトラック200台分の食糧と人道支援物資をエジプトからガザに輸送することが含まれているということです。
これまでガザ地区への支援物資を搬入していた、エジプトとの境界にあるラファ検問所では一日あたり100台のトラックしか通行できませんでした。
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